今日も悲しみの雨が
降ってる・・・
あの日・・・
貴方とさよなら。したのもこんな雨の日だった・・・
ただ辛くて
泣いてしまうのを
悟られたくなくて・・・
貴方に傘を渡しました・・・
一人貴方は傘をさして
背中を向けて
歩いて行ったよね?
あの日・・・
私はただ涙を誤魔化す為に
雨に濡れて立ってた・・・
去り行く貴方の背中
見ていたかったの・・・
瞳から涙があふれても・・・
雨で濡れてしまって
分からないでしょ?
泣いてるって、分からないでしょ?
ただ去り行く貴方の
邪魔にだけは
なりたくなかったの・・・
私が幕引きを、作ったのだから・・・
傘を差して歩く貴方・・・
ただ何も出来ず見ていた・・・
『さようなら。』
貴方の背中に向かって呟いた・・・
雨に濡れて
泣いているの
分からないでしょ?
ただ、その為に貴方に傘を渡したのだから・・・
今も覚えてる・・・
こんな雨の日を・・・
貴方の去り行く背中を・・・
ただ・・・
強がるしか出来なかった・・・ そんな私を・・・
コメント